イチロー 国民栄誉賞 辞退 理由

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イチロー 国民栄誉賞 辞退 理由とは？

長嶋、松井選手、両名の国民栄誉賞の授与で沸き立つ昨今、
なぜイチローはまだ国民栄誉賞を受賞していないの？と疑問を持たれる方も多いでしょう。

イチローは過去二回に渡り国民栄誉賞受賞の打診を受けているのですが、
どちらも固辞し、そのままです。

その理由は、「自分はまだ現役で発展途上の未熟者だから、引退後にして欲しい」というものでした。

奇妙なのは、国が二回も国民栄誉賞の打診を行ったこと。

現役を引退してからならともかく、いまだイチローは現役です。
それなのにどうして再度打診をしたのか？

国民栄誉賞というのは内閣総理大臣によって顕彰される賞です。
それは、総理大臣の人気取りのための賞という一面も持っているのです。

国民に人気のある人を表彰することで、同時に総理大臣の評判も上げようという目論見もある賞なのです。
賞と共に送られる物もそれほど高価というほどのものではないので、
贈る政府にしてみれば気安く贈れる賞でもあるのです。

イチローにしてみれば、自分は日本とは関係なく自分のために頑張っただけなんだから
勝手に日本人の代表みたいにされて表彰されるなんてお門違いでしょう。

それに選手としてスケールの大きさを考えてみれば、
日本どころか世界のイチローともいうべき大選手です。
国民栄誉賞なんて小さすぎるくらいの大物です。

イチローが国民栄誉賞を辞退する理由なんて簡潔に言えば、
単に興味がないというだけのことでしょう。

そのイチロー人気にあやかって何度も国民栄誉賞を贈りたがる内閣総理大臣の方が浅薄なのです。

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